1.特別警報とは
気象庁は、重大な災害の起こるおそれが著しく高まっている場合、「特別警報」を発表し最大級の警戒を呼びかけます。特別警報が発表された場合、お住まいの地域は数十年に一度の、これまでに経験したことのないような、重大な危険が差し迫った異常な状況にあります。ただちに地元市町村の避難情報に従うなど、適切な行動をとってください。
特別警報の発表基準
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現象の種類基準
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大雨
台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想され、若しくは、数十年に一度の台風雨や同程度の温帯低気圧により大雨になると予想される場合
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暴風
高潮
波浪
数十年に一度の台風や同程度の温帯低気圧により暴風が吹くと予想される場合
高潮になると予想される場合
高波になると予想される場合
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暴風
数十年に一度の台風や同程度の温帯低気圧により暴風が吹くと予想される場合
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高潮
数十年に一度の台風や同程度の温帯低気圧により高潮になると予想される場合
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波浪
数十年に一度の台風や同程度の温帯低気圧により高波になると予想される場合
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暴風雪
数十年に一度の強度の台風と同程度の温帯低気圧により雪を伴う暴風が吹くと予想される場合
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大雪
数十年に一度の降雪量となる大雪が予想される場合
表中の”数十年に一度”の現象に相当する降水量等の客観的な指標は気象庁ホームページで公表しています。
2.気象情報における雨の強さの表現と実際の降り方
「激しい雨」「猛烈な雨」など、気象情報で使われる雨の強さの表現と実際の降り方を覚えておきましょう。危険を感じる時は早めの避難を心がけましょう。
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ザーザーと降り、地面一面に水たまりができる程度の雨。
長く続くときは、注意が必要。 -
どしゃ降りで、傘をさしていてもぬれてしまう程度の雨。
側溝や下水、小さな川があふれ、小規模のがけ崩れが始まります。 -
バケツをひっくり返したような雨。
道路が川のようになり、がけ崩れや山崩れが発生しやすくなります。 -
滝のように降り、傘が全く役に立たなく、先が見えない雨。
マンホールから水が噴き出したり、土石流などの災害が発生する可能性が高くなります。 -
息苦しくなるような圧迫感があるような雨。
雨による大規模な災害が発生する恐れが強く厳重な警戒が必要です。
3.内水はん濫と外水はん濫
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内水はん濫外水はん濫
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はん濫の
発生イメージ -
発生のしかた
猛烈な豪雨が降ると、側溝や下水道の排水能力が追い付かなかったり、河川の水位が上昇して排水できないことがあります。
このように、地域に降った雨を排水しきれずにその地域で水があふれた状態のことを「内水はん濫」といいます。大雨によって河川水位が高くなると、堤防を越えて水があふれたり(越水)、堤防が壊れたり(決壊、破堤)することがあります。
このようなことが原因で生じるはん濫のことを「外水はん濫」といいます。 -
浸水エリア
降った雨の規模によって、地盤の低い場所や川沿いなど、市内のいたるところで内水はん濫による浸水が生じる可能性があります。
どの河川のはん濫かによって浸水エリアが異なりますが、川に近く低い土地ほど浸水が生じやすく、浸水深が深くなります。
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危険度の違い
一般に外水はん濫に比べて流速は速くありませんが、局所的な低地や急勾配な場所などでは流速が速くなる恐れがあり、浸水深が浅くても危険な場合があります。
越水や決壊・破堤によるはん濫は、家屋でさえ破壊するほどのエネルギーで一気に押し寄せてくるため、一般に流速が速くなります。とりわけ河川に近い場所では注意が必要です。
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内水はん濫はん濫の発生イメージ発生のしかた
猛烈な豪雨が降ると、側溝や下水道の排水能力が追い付かなかったり、河川の水位が上昇して排水できないことがあります。
このように、地域に降った雨を排水しきれずにその地域で水があふれた状態のことを「内水はん濫」といいます。浸水エリア降った雨の規模によって、地盤の低い場所や川沿いなど、市内のいたるところで内水はん濫による浸水が生じる可能性があります。
危険度の違い一般に外水はん濫に比べて流速は速くありませんが、局所的な低地や急勾配な場所などでは流速が速くなる恐れがあり、浸水深が浅くても危険な場合があります。
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外水はん濫はん濫の発生イメージ発生のしかた
大雨によって河川水位が高くなると、堤防を越えて水があふれたり(越水)、堤防が壊れたり(決壊、破堤)することがあります。
このようなことが原因で生じるはん濫のことを「外水はん濫」といいます。浸水エリアどの河川のはん濫かによって浸水エリアが異なりますが、川に近く低い土地ほど浸水が生じやすく、浸水深が深くなります。
危険度の違い越水や決壊・破堤によるはん濫は、家屋でさえ破壊するほどのエネルギーで一気に押し寄せてくるため、一般に流速が速くなります。とりわけ河川に近い場所では注意が必要です。
上記のように、内水はん濫と外水はん濫は、発生のしかたや浸水エリアなどに違いがあり、どちらのはん濫も大雨によって発生します。そのため、どちらかが発生したらもう片方は発生しないということではなく、どちらかが発生したらもう片方も発生直前であるといえます。
小山市洪水ハザードマップ
想定される最大規模の大雨により河川の堤防が決壊し、水が流れ出た場合に想定される浸水の範囲や、避難先などを示しています。
洪水ハザードマップへ4.避難の判断と避難時の心得
自らの判断で避難行動を~危険を感じたらすぐ避難しよう~
近年、台風による大雨等により逃げ遅れた住民が被害を受けるケースが多くあります。特に突発的な集中豪雨では、市の避難に関する情報が間に合わない場合もあるため、危険を感じた時には自らが判断し、避難行動をとる必要があります。
避難の判断と避難するときの注意点